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それは 国境、という

ここは島である
わたしは島に生きる
もう 彼方の時より隣国というのは海の向こう

識らない彼方より、ここは島

交流をしらない
侵略をしらない

領土は決して動かない
島の縁がつまりそれなのである

誰か歩いてくるはずもない、それを越えては

わたしはひとつである
わたしは単一なのだ

小さくて狭い

いつも必要のない外国の言葉
だれもそれをもたらさない、ぽつんとした島

連綿と繋がれない交流
独立性に閉ざされた単一の脳

多言語を獲得できない
超えられない壁

必然と目の前にあるのは

閉ざされた島という現実

見えない自らの境界線

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65にもなって、
 自らが吐いた言葉の力を制御できない愚鈍な人間がいるのだから、
「このよ」なぞに、平和や平穏がおとずれるわけもない。

言霊様の祟りを存分に受けているのに、
それにさえ気づかないで生きている哀れな人、
吐き捨てたその、ひとつひとつを、省みるがよい。

何を残してきたのか思い知るがよい、
それだけの知能があれば、が前提ではあるが。

それがないから悲しいかな、
そうやって暦を還して5年も経つのにその程度なのだ。
かわいそう、
かわいそうな魂。

おぞましい先祖の負の遺産。
おまえはかわいそうなのだよ、
気がつけ、稚拙な魂よ、
無防備に吐き捨てた言霊より精根尽き果てそうになりながら護っているのは私なのだ。
私が諦めたらお前の一番大事なものなど、
瞬時に消え去るのだ。

思い知れ、思い知れ、愚者。

人を貶めているつもりで吐くその言葉は、
須らく自らへと還元されていることに気がつけない可哀そうな魂、
残念であろう、先達よ、
そうやって私に全て背負わせて無念であろう。

まいやせ、
全て還元すると今すぐ契約せよ。
そうでなければ、愚者をはやく、畜生道へ連れてゆけ。

私は全身全霊をかけて闘っている、代償として、
もう左の半分の機能は失っている。

55年も待てない。
今すぐ、仇を討て。
つい先ほど浴びた罵詈雑言を背負って、
小さな鳥よ、お前が犠牲となるがよい。

点である

さて わたくしは
いったい何に見放されたような悲しみにとらわれているのか

信じるという行為を知らなかったためだか
愛するという行為を示さなかったためだか
そもそもが反りの合わない版木を無理やりに一枚の絵に仕立てたがったためだか

色もあせない 心の中にある風景は
再生と巻き戻しを終わり無くくり返す販促映像のように
時折ノイズが入りかけながらも延々と
陽にあたらないおかげで
色だけはあせないで


さて わたくしは
何を求めて裏切られたような気持ちでいるのか

それが悲しいのか
覚悟していた結果であるのにどうして悲しいのか
いつか、いつかと何か、ありもしない何かを信じていたのか
きっと
それが本当にありもしない何かだったと思い知らされたことが
それが悲しいのか

いいえ

ほんとうは
偽りであると見せかけた真実だということくらい知っていて

とてもとても薄い氷の上をあるいているようなもので
ものすごく慎重に渡って行くような、できっこない幻だよと
いつその氷が割れても誰のせいでもなくて
きっとそのときは、2人ともがとてもとても深いところへ沈んでしまって
戻ってこられなくなると言った

その氷を渡りきれるかどうかを約束できないし
きっとムリだと言った


愛しているって難しい
「伝わらない言葉」の代名詞たるに相応しい


さて わたくしは
何に
見放されたのか

掌から言葉が伝われば良かった

綴られてゆく出されることの無い手紙
何度書いても
代わり映えのしない内容で
「送信」とできないまま何通もたまりゆくばかり


さて わたくしは何に見放されたかのようで悲しいのか

出逢って、反芻する文節
「孤独の確立」という根本
魅惑的な概念

孤独にさえ見放されて
失うものなどないと思いながらそれでも
何かを失ったような悲しさが滑稽


さて
もう
寝るとしようか

夜が永遠ならいい
朝など来なければいい

鬱々とただ
くり返していればいいのだから

考えても答えの出ない世界の中で
悲しみだけに満たされて



凄惨である

#8月の、6日、9日、15日といふ日を思い出さぬば
#かの地が被爆地であると忘れてゐると、さう謂ふ友ありて。


当地と部外地の温度差を、殊更に、知ることは

凄惨、である。

忘れてはならぬと声にならぬ声で
日々、日夜、朝な夕なに一日千秋の戦後を辿りながら
「ノーモアウォー、ノーモアヒバクシャ」と訴えて続ける人々の声は
ほんの数ミリ先にしか響かないのであろうかと知る

凄惨、である、

私たちは、長崎のテレビ局を筆頭にして、それらから、
毎日それこそ365日「被爆地長崎」「非核」「ヒバクシャ」「原爆」「核」
およそこれらの単語を聞かない日を得るには
それはテレビ新聞ら全てから必死で逃れ、隠れ、
遠ざからないと無理であるというのに。

地方ニュースで「被爆者100人の証言」というものをやっている

メシ時であるのが辛い
真実涙を流しながら耳で聞き、心で聞くことも多々ある
そうやって私たちは紡いでいくのだ、体験もしない核爆弾の恐ろしさを
この地で生まれ教育された「戦争を知らない子供」たちとして
しかし、途切れさせることなく連綿と、淡々と義務的にでさえあれ、だが確実に。

だが、一歩そとへ出れば、どうだ

被爆した日時を正確に即答できる日本人は、何人いるのか

核を開発した科学者の名を知るものが、いかほどいるものか

落とした軍機の名を、操縦士の名を、知るものが、いかほどいるのか

現実は、

凄惨、である。


原爆資料館を見たことがあるだろうか
もう、ひとときたりとも居たくない、そう思うほど恐ろしい場所
語り部の話は、耳をふさぎたくなるし、
事実顔をそむけて逃げ出す輩のいるほど

原爆の記録映画を観たことがあるだろうか

そこいらの空襲と、戦争と、比べてはならない
絶対に比べるべきではない、
それは根本からして別次元の、出来事であると断言したい


死者の、被害額の、多寡ではない


いまなお苦しんでいる被爆者、2世、3世がいることを
知らない人がいること それが
どういうことなのか、それを思うとき 涙を流さずにいられない

被爆地であるという認識を、年に一度しか思い出さないという現実
それがどういうことであるか、それを思うとき

凄惨、である、
ほんの一瞬、地の上に立ち、目に見えぬ粒子に貫かれた、父、
母、兄弟姉妹、祖父祖母、誰も彼もの無念をば思うとき

とても酷く 暗雲たる渦中へと 放り込まれたような恐ろしさと、
不安だけではなく、凄惨な予感を伴うことが、
凄惨であるのだ。

荒廃している、平和ではない 現代は
被爆とは何たるかを知らないことを、平和とは表現しない

歴史を知ることは、意味のないことではあるが、知らなければならない。
平和というウソに包まれたまま、それでも、最後の被爆国たれ、と
今日も被爆地は叫び続ける

被爆地において被爆地であるという報道を毎日くり返しても、
空しいのではないか、そう感じることがすでに

凄惨、である。

真実も史実も将来も、机上の資料となりつつある
戦争を知る先人が誰一人いなくなった時は、どうだろう
何が起こるであろう、
報道のスタイルは、変わるのかもしれない。
生きている先人に敬意を払わずにすむであろうから。


先の総理が申した旨、
「イチ、ニのサン、で世界中が同時に手放さない限り、絶対にムリ」
この意味が、解かるだろうか。
核の排除は、もう幻でしかない
夢物語に他ならない
素晴らしく率直で、かつ真実だと、どれくらいの人が理解しているだろうか。

核を以って核を抑止する。
いっそ全ての国が核保有国になるほうが現実的である。

それでもなお、長崎は訴え続ける
それがことさら凄惨であると解かっていながら、


凄惨、であるのだ。

忘れられていくということも

記憶が薄れていくという事も

すべて罪のように思える

植えつけられていくヒバクチの住人という意識も

図書館の歴史資料となりつつあることも、

なにもかも、すべて。


羨望


キミは、宵の明星

儚いくて美しい 刹那的で美しい、いつもそこにある星

届かない はずが、ない  いま、光はみえているのだから。
毎夜毎夜に現れて光る、わたしの明星

近くて遠い けれどいつも 見上げれば 必ず
光る 美しい星

翳ることもある の は 摂理
日々是晴天と、願いはしても 叶うわけもなく

キミ追う影を 見るとき、 ひとり心痛める朝のあるは、
刹那の宿命

キミは、宵の明星

漆黒の闇に浮かぶ薄い雲の向こうに いる いつであろうと
ささやかな光の音と ともにとどく 一縷の

ゆっくりと廻りつづける

ゆっくりと光りつづける

ゆっくりと廻りつづける

キミは 宵の明星

闇にありて なお いっそうに



 

逸脱する常軌
♯ショート・ショート



繋がっているからね、と呟くのだ。

僕はとても遠くに逝きたくて、
大事なものたちに、そう告げては、
日々、何時なんどきでも去れるよう、
朝から家を出る。

そうしてさえも、毎晩帰宅してしまうのは、
神様のいたずらに過ぎない。

どうしてこうもなにがなんでも生かされているのか。
そうすると、

まだ足りないんだ

何の根拠もなくそう思う。
何を…何を?
サイのカワラで積む石が?
ヒトとして積む徳が?
畜生道から這い上がった魂としての任務が?

僕を苛むのは、何時だって見えない絶対的な根拠だ。

今朝に見た虹の橋。
世間で、袂で待っているョと言われる、
逝ってしまったペット達も、
僕には待っている気がしない。
きっと彼らはとうに橋など渡り終えて、
お前はまだダメだ、と橋の向こうで笑っているに違いない。


あぁ、何時だってそうだ。
何かに近づいたと思うと、それは幻ばかりの虚空で、
残念ハズレ、と嘲り笑う罠を仕掛けたモノの笑い声がするばかり。

幻の橋、虹の橋。

消えてゆくと同時に、唐突に見つけた美しい小さな物よ、
お前はどうだ?

今夜もごく日常的に帰宅した。
だから、さぁ、君に似合う素敵な薄いガラス製の器に、
移してあげよう。

毎日水を与えるよ。
小さな芽を出すか?二葉が育つのか?

そうやって日々何時なんどきでも去れるよう、
そう思っていたのに、
いつか咲く花を摘んでやろう。
そんなことを思うようになった。

そういうことか。
花の咲くまで。

きっと、そうだ。解る、僕には。

その花を見るためには途方もない日々が必要で、
その花を摘まないと、虹の橋は渡れない。
花は証だから。

橋のしたにある川は、
積みにくい形の石ばかりがある川原があって、
黙々と石を積む僕がいるのだ。

さようなら石を積む、僕。
そう言って橋を渡る。

でも、もし、万が一、例えば?
鉢はとても薄いし、割ってしまったら?
繊細な美しい小さな物が育たなかったら?

だったら最初からこんなもの拾わなければ?

無難に日々やり過ごして?
僕が僕を生きれば?

虹の橋など忘れてしまえれば、どんなにか…
どんなにか、なんだ?

そもそも幻の橋。

そうだとも。

きっと明日は解放される。
突然に、きっと何か起こって、二度と、
帰宅しないようなアクシデントが、起こって、
繋がっているからね、と根拠のない絆で結ばれた、
鉢に残された君を憂いながらも、
解放されることを僕は…僕は、選ぶだろうか?

そうだ、いっそのこと君と逝ってしまえば。

美しい君、
明日は一緒にでかけようか。
花がきっと咲くから、明日。
君から、むしって、花びらを。
橋のしたにある川原の僕に、
一枚ずつ落としてやる。
これ見よがしに、一枚ずつ。

さぁ、サヨウナラだ。

待ってろ畜生どもめ。
僕が逝くぞ。




「彼の鞄には、サバイバルナイフ。
こう書かれたメモ、「死ぬときは動脈をひとかき、それでジ・エンド、最高だ」
ひときわゴージャスで、なにか場に不似合いなルビーの指環、
何か動物の骨と歯、
何種かの鳥の羽根、
クラシックのCD、
不相応に見える大金、
電話帳が一件しか登録されていない携帯電話。

まさにメモどおり、首を迷いなくひとかきした死体。
自殺ですかね。」



あぁ、
検証される僕が見える。
どうだ、渡れない橋などもうない、

そのはずだろう?


「見てみろ、涙の跡だな」


どうしてだろう。


橋が見えない。
あれはやはり、幻だったのだ。

ただの簡単な軌道にさえ乗れなかった僕への、
これが仕打ちか。

でも、もういい。
止まらない筈の涙は、もう出るわけもないから。


さようなら、
さようなら、僕の正気。

もう自由、もう自由!


「身内、いません」

かすかに、そんな声がしたけれど、
僕にはもう、何も届かない。

繋がっていた筈の何かとも、
切れてしまったから。


今はとても穏やかで、
軌道を外れたからには、
この上ない自由しか残っていない。

何ももう届かない。
留めるものも、もはやない。


「先生、患者起きません」
死んだ夢を見ている彼は、もう起きない。

夢とも知らず、死んだつもりで、
ただ、眠り続ける。

「穏やかですね…」
横たわる彼の側にいる人は呟いて、
いつまでも佇んでいた。




到達点とは

世界の果てとは ここのことであろ

何もない 何かあったかのようであろうが
何も ない


荒涼と 清々と

ひとり

世界の果てとは ここのことであろ

この、宇宙のような果てしなさがそうでないのならば

これをおいて他に 果てしなさを表現するものなど、
あるわけもない

世界の果てとはここのことであろ
ちっぽけなようで実に広大な荒れて何もないこころ

蜉蝣か、あやふやな何かばかりが漂いながら
ただ清々と どこまでも荒涼である

世界の果てにいる
世界は果てがある

すべては必然にあろうからして
ここが、それだから、すべからく 果てである、世界の


なんと 心地のよい

解放という到達点



(後日推敲予定)

鎮魂

さわ さわ さざめくは、何も波打ちぎわだけではない

心に 吹かない風を待ち幾年月をむだに過ごしたか、なども、問題では ない

渇望は、心のものか 脳の幻か

望むものがわからずに、何を渇望するというのか

それであるのに 焦燥感は日々に増し、苛む

進め、進め 動け、動け と

どこへ、どこへ、どこへ 何処へ、何を糧に

嵐よ、おまえが、嵐がうらめしい 嵐よ、どこを吹いているのか
雨がうらめしい おまえは、雨は、いつここへ、降るのか

さぁ、吹いておくれよと、両手をギリギリと組みしめ祈れど、風は?


さぁて どこ吹く風よ、なあ

おまえも、また 風であるのよ なぁ

あきらめた

あきらめた

もう、一寸たりと望まない

動かないお前よ、澱みへと沈まれ この心に、深く

そう、そのままで もうよいであろ

起こすなかれ、全てよ

眠りたまえよ これにて

何もかも 通り過ぎてゆけ、私の上をば

渇望するなにか よ、 何をば望まんや

幻と現実は 違うのものではないのであろう

何をば望まんや
澱みの中へ深く深く深く、もっとさらにもっともっと 深く眠るのがよい

微笑ましくはこの器にて、これを制御する魂がまだ、あるということ

さぁ 風が吹く

またざわざわと、さざめくは 次は何時であろうか




(初稿・2008/08/18)
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プロフィール
HN: 廈淡
HP: x loose mader x
性別: 女性

自己紹介:
こんにちは、廈淡(カタン)です。
のんびりマッタリ、多岐ジャンルにて創作・制作・製造活動にあこがれる妄想家です。

カタンの発祥はNiftyServe。バンドB・chでのハンドルネーム。
詩のフォーラム(FPOEM)ではハンドルネーム七風(ナナセ)で、暫し在籍。いずれも1996年頃~。
当時の作品は書庫に格納作業中。
その後、1997年5月にサイト「十字架工房」を立ち上げたが、あれこれ変遷。
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